61: 名無しさん@おーぷん 2014/05/16(金)03:37:28 ID:5mrCuBUL8
あんまり酷くないけど、個人的には最大の修羅場。
小学校低学年の頃の出来事です。

友達の家で遊んで、夕方頃帰宅最中に車の後部座席に姉を乗せた母方の祖母とすれ違った。
酷く慌てたように「早く家に戻れ」と言われ、不思議に思いながら帰宅すると、今度は父方の祖母が家にいた。

引用元: 今までにあった修羅場を語れ【その2】





「お母さんが事故に遭って、病院に入院した。もうすぐ父さんが来るから一緒に病院に行こう」

そう言われたものの、イマイチ事態が理解できなくて、泣もせずに忍たま乱太郎を観てると、父が到着。
病院に着いて案内されたのは集中治療室。
そこに居たのは、沢山の管を着けた母だった。
その姿を見た瞬間にようやく事態を理解して号泣。
意識がかろうじてあった母が

泣かないで
お母さん笑った顔が見たい
明日のマラソン大会見に行けなくてごめんね。頑張ってね

と弱々しくしゃべっているのを聞いてさらに号泣。
笑ってと言われても笑えるわけがなく、泣きじゃくりながら
絶対に1番取るから!!と約束した。
そのあとすぐに母の意識がなくなり、私たちは部屋を追い出された。

長いといわれたので分けます。

62: 名無しさん@おーぷん 2014/05/16(金)03:38:05 ID:5mrCuBUL8

一晩明けてマラソン大会当日。
母方の祖母がうちに泊まって面倒を見てくれていたけど、ここで問題が発生する。

当日の朝に、体温を計り、いろんな項目をチェックして、最後に参加同意書に判子を押さなきゃいけないんだけど、判子の場所がわからない。
子供の私と姉が知るわけがないし、同居していないので祖母もわからない。
肝心の父はすでに仕事に出ていて、当時はケータイも持っていなかったので連絡できない。

しょうがないので、苗字を丸で括って印鑑の代わりとしてサインして持って行った。

学校では当然の如く認められないと言われてしまった。
今なら考えてみればそりゃそうだと思うけど、当時は事情を話せば大丈夫だと本気で思ってた。
だけど事情を話しても担任は
「そんなの知らない。連絡も着ていない」の一点張り。
私が泣きながら本当だと伝えてもだめだった。
ついに朝の会が終わり、説得できないまま担任は教室を出て行った。

ぐずぐず泣きながら見学者の集合場所へ向かうと、慌てた様子で、体育教師がやってきた。

「事情を把握した。マラソン大会出れるよ!」

その言葉を聞いた瞬間私大泣き。
一つ上の学年だった姉の担任が姉から話を聞いてすぐに動いてくれたらしい。

そんなこんだでマラソン大会に参加できた私は1番はとれなかったけど学年10番以内に入賞できた。

この後、過失10割に近かった相手が、母が入院してたのいい事に好き勝手言って過失を減らそうとしてたり
無事後遺症もなく回復して退院した母に医療ミスが発覚してまた再入院したりしましたが
当時子供だった私はそんな事があったということも知らなかったし
母の再入院に関してはちょっとオカルト混じりが入ってきてスレチになるので割愛します。

大人にとっては過失云々が1番の修羅場だったかも知れませんが、私にとっての修羅場は母と約束したのにマラソン大会に出れないかもしれないという時のガクブル感が最大の修羅場でした。
私が20後半になった今でも母は元気です。
運良いのか、今のところこれ以上の修羅場は体験していない。

65: 名無しさん@おーぷん 2014/05/16(金)07:32:02 ID:R388F8QLl
>>62
大変だったな。ちょっと先生にムカついた。

101: 名無しさん@おーぷん 2014/05/16(金)19:29:00 ID:5mrCuBUL8
マラソン大会前日に母が事故に遭ったという話を修羅場スレに書いた者です。
まとめサイトのコメントで「オカルト話も是非」と言われたのでこちらにコッソリと投下してみる。
後から聞いた話なので解らない事もあります。

後遺症もなく、無事退院後の話。
当時チェスにハマっていた母は、インターネットチェスで相手とチャットなどの交流をしながら、自宅療養をしていた。
その時の相手に「(自称)占い師見習い」が居たそうです。
興味を持った母は面白半分で「占ってみてよ」と言うと承諾してくれたらしいです。

で、必要な情報(誕生日とか産まれた場所、時間とか?)を教えて占いスタート。

「最近、何か大きな病気かケガをしました?お腹のあたりとか」

大当たり。
びっくりして事故の事を話すと

「ケガ治っていないでしょう?」

もう治ってるよ?と答えれば。

「でも今、僕、お腹が凄く痛いんです。本当に大丈夫ですか?」

と言われた。
まあ大して信じてなかった母は軽く流して、直ぐに忘れてしまった。

後日、急に傷が痛み出して病気に搬送され、レントゲンを撮ったらお腹の中にカテーテル?だったかな?
治療に使っていた時の物が残されていた。すぐに再入院、手術になった。
早めに見つかったので事なきを得たけど、もし発見が遅れて、カテーテルが移動してたら、肺や心臓に刺さって居たかもしれないと、後で聞いた。


母自身、退院して暫く占いの事も忘れていて、思い出した時に
「あの時のはこういうことだったのか!」ってなったそうです。
占いをしてくれた人とはその後ネット内で遭遇することもなかったそうですが、もしかしたら今頃有名な占い師になってるかもねーと笑いながら話してました。

修羅場とは違うなーと思ったのでチラシ裏に投下。
もしスレチでしたら申し訳ありません。

102: 名無しさん@おーぷん 2014/05/16(金)20:30:30 ID:Sl7RaumfT
>>101
乙でした

そいつ偽物か本物か分からないけど、何か胡散臭さは半端無いな
占いに使うホロスコープを作る関係で生年月日と時間と場所が必要だし、遠隔共有?なのか?とりあえずそういう事出来る奴も居るけど変に胡散臭い

でも相手男なら10人ぐらいのグループで占い師やってるイケメン集団居るからその辺りに居たりしてww

427: 名無しさん@おーぷん 2014/05/29(木)00:12:32 ID:4MjQmAypY
以前マラソン大会前日に母が事故に遭ったという修羅場を書いた者です。
その後チラシ裏スレに「再入院のオカルト話」を書いたのですが
それに関してさらに詳しい話をこの間聞く機会があって
思っていた以上の修羅場だったので投下してみる。


自称占い師見習いさんとの出来事の後
事故のときに損傷した部分(お腹)が急に痛み出し、病院へ
傷が開いたか?と思ったけどとりあえず内科でレントゲンなどで確認。

レントゲンを見た内科の先生が蒼白な顔をして電話をし始めた。
もしかして相当悪い病気かなんだったのか…?と思ってたら

「すぐに外科に回ってください」

と言われ、看護婦さんに付き添われて外科へ
そこで言われたのがチラシ裏の話。

実際はカテーテルじゃなくって、治療中に老廃物を排出するための管(名前は忘れちゃった)
良くなるにつれ、一本、また一本とぬいていくものらしいが
看護婦がチェックを怠っていたために体内の落ちた管の存在に気づかずに縫合。
立派な医療ミスだった。

医者「まあそんな感じで中に残っちゃってるんですけど、すぐに取らなくても大丈夫だと思います」

母「は?」

医者「で、取ります?」

母「いやいや、痛いから来てるんですけど。そんなもん入ってるならすぐに取ってください」

医者「判りました。もとの場所から動いてなければ、縫合した場所を取って抜けばいいんですけど、動いてた場合は開腹手術になります」

母「は!?」


そんな大事になってることを「すぐに処置する必要がない」って言うのか!
とブチ切れ状態になったそうです。

続きます。

428: 名無しさん@おーぷん 2014/05/29(木)00:13:23 ID:4MjQmAypY
続きです

幸い元の場所から動いてることはなく、無事に処置終了。
ここでさらに問題が。
向こうの医療ミスの処置だったというのに、治療費を請求しようとしてきたそうです。
さすがにこれは抗議してタダにしてもらったそうだけど、普通請求しようとなんてしない。

父とその兄(会社社長)がブチ切れしてて
「訴えろ!慰謝料とれ!!俺が弁護士紹介する!」と母にたきつけたそうですが
「長いこと争ってもどうせ100万ぐらいしかとれないだろうからいい」と結局訴えることはしなかったそうです。
当時は医療ミス云々が騒ぎ立てられるような時代でもなかったですし

ただ後々「医療ミスだと100万どころか数百万ぐらい慰謝料が取れる」という話をきいたときには
「判断間違えたかwww」と笑ってましたwwww


事故った当時、「助かったのが奇跡」だと言われたほど酷い傷を負った母を助けてくれた病院だけど
助けたのはその病院(市立病院)の医者ではなく、助っ人にきていた大学病院の先生だったし
別の病院だけどこれまた市立病院で祖母が乳房のシコリをずっと良性だとして経過を見ていて
ある日突然「悪性だ。乳がんだ」といわれたりで
うちの家では「市立病院にだけはかかるな」といわれている。