1: 名無しの目撃女 2016/05/09 12:30
元夫とその家族にやられたこと。 

結婚式の前の夜、夫の恩人という先輩ご夫婦とご挨拶&夕飯を食べていた時。
何を思ったか仲人さんの旦那さんが「別れようと思ったことあるのか」と元夫と私に聞いてきた。 
普通の時ならいざ知らず、式前日にする話か。あほか、と思ったが「一度もないです」と答えた。 
が、元夫(腹が立つので以降バカで)は「何度もある」って答えやがった。
お前何をバカ正直に答えてるんだ。しかも私の前でする話じゃないだろう。 

仲人の奥さん(いいひと)が「そんなこと聞くもんじゃないわよ」とたしなめてくれたけど、一度聞いてしまったものは消えない消せない。
もやもやしたものを抱えながらもすでにおなかに子供がいたし、それなりにバカが好きだったからそのまま結婚生活スタート。 
 

引用元: 「鬼女はみた」な体験談募集中☆







結婚して一緒に住むようになったのはいいのだけど、新居は今までバカの親が住んでたナメクジ長屋(本当にこう呼ばれてた。今は取り壊されたらしい)で、いくら洗ってもぬるぬるのお風呂と、バカの父親が日曜大工レベルで増築しまくった隙間風どころか虫がわんさか出てくる家に住めと言われた。
バカの両親は電車で3駅くらい離れた場所に新築の家を建てて新生活スタート。
今だったらふざけんなと言えるのだけれど、その当時私は22歳の世間知らず。
その家以外行くところはないと思い込んでいて、夫婦二人で新しいアパートなんて考えもなかったほどの頭の弱さ。当時の私をぶんなぐってやりたいくらいのやつだった。

それだけならまだよかったんだが、その家の鍵はバカの母親がまだ持っていて毎朝のように家に勝手に上り込んでくる。
私は寝つわりらしくて日中も暇さえあれば昼寝したりごろごろしてた。
そんな私を見て叱りつけて気が済むとそのままパートに行ってたんだけどその当時はおかしいとは思わなかった。


私は結婚してからも働いていたんだけど、産婦人科の先生から切迫流産と診断されて、仕事を辞めざるを得なくなった。
それを聞いたバカの母親。 「私が息子たちを産んだときは前日まで自転車に乗ってた!」と説教された。
無理したら流産するかもっていってバカに親に説明してくれと言ってもワンマンでモラハラな父親に言い負かされて帰ってくる始末。 結局入院する前日までずーっとぐずぐず言われてた。
私は自分の体と子供の命最優先で絶対に働かなかった。


しばらくして長男が生まれて病院でホッとしてたらバカの親が来て「おめでとう」でも「ごくろうさま」でもなく開口一番「次の子ができたらすぐにおろしなさい」「私も**(バカ)くんのあとに子供できたけどおろしたから」って言われてなんだそりゃって思った。
今なら「そんなことは避妊具つけてくれないアンタの息子に言ってください」とか言い返せたんだろうけど、いきなり生んだばかりの頭がボーっとしてる時に言われて「はあ」としか言えなかった。今でも悔しい。

しかも息子の名前を夫婦でつけて漢字もちゃんと考えたのに「××家の子供はみんな有名な占い師に見てもらってる」とか言い出して読みは同じだけど違う名前に変えられた。 まだ私が入院してる間にやられたからめちゃくちゃショックだった。
下の娘の時はそんなこと言われなかったから「跡取り長男」だけがその対象だったのかもしれない。

書いてて今気づいた。 精一杯抵抗したものの私は入院中、すでに届けを出してしまったから変更もきかない。 泣く泣く受け入れるしかなかった。 しかも漢字は小学生では絶対ならわない漢字ばかりだったから息子に申し訳ないってそればっかり思って泣いてた。


退院してからはそれなりに穏やかだったけど、息子が一歳になる前に二人目妊娠。 めちゃくちゃ焦って義母の「すぐおろしなさい」って言葉が現実になると思って誰にも言えなかった。
息子を産んだ個人病院の先生がいい人で、事情を話して母子手帳やら診察券やらを丸ごと預かってもらった。 「絶対もうおろせないっていう時期になったら教えてください」って言って。
んで6か月になる少し前に先生からゴーサインが出たんでバカに「気が付かなかったけど妊娠してたみたいー」と妊娠報告してもうおろせないと知った義実家はしかたないね、としぶしぶ了承した。

下の子が二歳になったころはバカは本当のバカになっていた。 仕事場で慕われてた(たかられてた?)独身の男に感化されて家出はするわ帰ってこないわ浮気はするわモラハラ三昧。

実家の親に頭下げてやっと離婚できた時は本当にホッとした。
家にお金を入れずにリボでブランドのコートやらスーツやらを買いまくり、結婚してから発覚した500万の借金を返すのに首が回らなくなって親に泣きついてたのも、仕事に行くふりして遊びまわってたから家にお金を入れなくなって八百屋さんで野菜の切れ端をもらって食いつないでいたのも、これで終わると思ったから。


離婚したのは結婚4年目。 幸い再婚できて今年で22年目を迎えるんだけど、今振り返ってもよくあの状態で気が狂わなかったなあと思う。 若かったからなのかもしれないけど、あれから虫が大の苦手になった。
寝てる長男の枕もとにGが出てきたときは発狂しそうになったし、天井から手のひらより大きなクモが落ちてきたときは死ぬかと思った。

今、長女は26歳。 あの時、必死で守った娘は一歩間違えればいなかったかもしれないと思うと、当時の私にGJを送ってやりたいです。
おわり。
 
2: 管理人 2016/05/09 12:30
4年の結婚生活でそこまで人として堕ちれる元夫や元義両親はある意味すごいですね…。
そして、娘さんを産むために産婦人科の先生と相談したのはとても良い判断だと思います!!!
今後も今の家族で幸せに過ごせることを願っています!