955: 名無しさん@家庭ちゃんねる 2015/10/05(月) 03:58:54
長文でのろけさせてもらいます。 

夫は一人っ子で母子家庭。義母はいまだに働いてるんだけど、「同居は堅苦しいから絶対に嫌だ」とか「結婚出来たんだからちゃんと夫婦で過ごしなさい」とか言ってたから同居はないよって最初に夫から言われてたので嫁姑バトルみたいなのは回避出来るかと安心した反面、あまり会話もしたことないお義母さんから「絶対嫌」とまで言われる程、私嫌われてるのかなって少し不安だった。 
 

引用元: 「ただ聞いて欲しいの!」「ハイ聞きましょう」







ある日、夫が義母の家に忘れ物をした(ちょくちょく一人で行ってる)というので在宅仕事で自由がきく私が取りに行く事になった。
手ぶらで行くのもちょっと…だし、お菓子を買っていこうか迷ったんだけど、3年以上疎遠(私だけ)だったから義母の好みがわからない。
夫に聞いたら「じゃあ飯持ってってやって」
必死に考えて、とりあえず夫の好物ならあるいは…?と、煮物、魚のフライ、筍の炊き込みご飯をタッパーに詰めて持っていった。


お家に行って夫の忘れ物を受け取ったので持参したご飯を渡したら、もし良ければあがって夕食ご一緒にと誘われた。
ただでさえ緊張してたのにその申し出で心臓跳ね上がってガチガチ。本音は今すぐ帰りたかったけど、これは断ったらいけない局面だ!と上がらせていただいた。
ダメ出しされたらどうしようってドキドキしながらタッパーあけたら、覗き込んだお義母さんが「人の手料理食べるの30年ぶりくらいかも!」ってすごく喜んでくれた。
手早く汁物を作ってくれた義母さんと一緒に食事しながら、義母さんは人見知りで愛想がない(そんなことないんだけど)のを自覚していること、
今の若い人は姑なんかと仲良くしたくないに違いないと思いこんで極力関わらないようにしていたことなんかを話してくれた。

「でも久し振りに食べた手料理が初めての娘の料理でうれしい、美味しいし、あったかい。こんな日が来るなんて夢みたいで」って声詰まらせて
お義母さんがほろほろ泣き出す。つられて私も実母を思い出してぼたぼた泣いてしまったところで夫から電話。
涙声で洟を啜ってる私にすごい焦ってたけど「違う~今感動物語の最中なのぉ~」と意味不明な事を言い出す私に
「ケンカとかじゃないならいいやw」と通話終了。夫さん冷たくないですかって帰ってから文句言った。

長いと言われたので続きます。

956: 名無しさん@家庭ちゃんねる 2015/10/05(月) 04:00:40
>>955のつづきです。

以来夫だけでなく私もちょくちょくこちらから差し入れしに通うようになって、お義母さんも
連絡するとき夫の携帯じゃなく家電にしてくれるようになった。
それで昨日夫とご飯食べながら、締切終えたから月曜か火曜にまたお義母さんちに行ってくるねって
伝えたら、適当に相槌うってた夫がぽつっと言った。

「今さらだけど、嫁子が飯持ってったとき、なん十年振りに人の作った手料理食べて、美味しくて本当に
嬉しかったって言ってた」
「そんでな、親父死んでからずっと気を張って女手ひとつで頑張ってきたけど、嫁子のご飯食べたら
俺がいい子と結婚して幸せにやってくれてるってわかって、お袋のやってきたことは間違いじゃなかった、
やっと報われたって気持ちだったって」

おお夫よやめてください私は涙腺が脆いのです。そういうこと言われたら泣いてしまいます。
しかし夫は追撃をやめない。
あらたまって姿勢正して「俺と結婚してくれてありがとう、お袋と仲良くなってくれてありがとう」って
涙声で頭下げてきた。


もうだめだった。これが万が一夫が気団板の住人で、愛してると言ってみるスレに結果報告するための
ネタだったとしても許す。
鼻水止まらないくらいボタボタ泣いた。火垂るの墓でも泣かない夫も昨日は涙腺崩壊してた。
付き合ってる頃からしょっちゅうつまらないことで夫とケンカしてるし、まとめとかで読む
家事も育児もフルタイム仕事もこなすスーパー主婦さんたちに比べたら相当不出来な妻だと思うのに、
こんな優しい夫と義母さんに恵まれて私のほうこそ幸せをありがとうの気持ちで一杯です。

明日仕事の打ち合わせで出かけなきゃいけないのに目パンパンに腫れてしまったから冷やすために
こんな時間に起き出したけど、これ打ってたら思い出してまた泣いてしまったw 
旦那も朝起きたら目すごそうだなー
これから何十年一緒にいられるかわからないけど、このことは一生忘れないでおこうと思った。

957: 名無しさん@家庭ちゃんねる 2015/10/05(月) 04:05:38
955改行おかしいや…読みづらくてごめんなさいホットタオル目にあてて仮眠します…

959: 名無しさん@家庭ちゃんねる 2015/10/15(木) 07:45:46
>>955でお義母さんと仲良くなれた話を書いた者だけど、まとめに載ってておどろいた。
数多のやさしいコメントの中で「旦那の作った筍ご飯をお母さんに食べさせるといい」みたいな事が
書いてあったのが印象的で、休みの日旦那に持ち掛けて、きのこの炊き込みご飯を作ってもらいました!
(筍の季節ではないので…)
当然お義母さんもことのほかお喜びです。旦那よ よくぞ でかした

言われてみたら共働きとはいえ在宅で一日中家にいるのは私だし、私が立て込んでるときは
掃除も皿洗いも担当してくれる人なので、付き合ってる時から旦那にご飯作ってもらおうとか
思った事もなかったんですよね。
今回、やろうと思えば作れるんだっていうのが確認出来たので安堵。

きっとあのコメントを読まなければ、こんな孝行思い付かなかったかもです。
読んで貰えるかわからないけど、この場を借りてみなさんにお礼を言いたい。
あと、三日以内に小さい幸せがいくつかおきる呪いをかけた。本当にありがとう。