74: 和み 2006/09/19(火) 18:52:55 ID:7TQ6YLsj
こないだ父に聞いた話。 

父が小学生の頃、隣家で九官鳥を飼っていたそうな。 
そやつは飼い主さんが教える言葉は覚えず、 
妙な言葉ばかり覚える奴だったらしい。 

例1 
「お豆腐屋さん、お豆腐屋さん、きーーーー!」 
豆腐屋さんを呼び止める奥さんの声と、 
それを受けて停止する豆腐屋さんの自転車のブレーキ音。 
昔は夕方になると自転車で売りに来ていたんだ。 
 

引用元: あなたの心がなごむとき~第32章






その豆腐屋さん、自分が小さい頃まで来ていたけど、
回ってくる時刻に留守のときは、
鍋とかにお金を入れて門の上に置いておくと、ちゃんと豆腐置いていってくれた。
20年位前だけど、のんきな時代だったんだなあと思う。


例2
「おとっつぁん! おとっつぁん!」
ウチのバーちゃんが、ジーちゃんを呼ぶ声。

隣家とは密接しているために丸聞こえだった模様。
でも隣家の声は聞こえない…つまりバーちゃんの声でか杉。
てな訳で父は、それを聞くたびorzだったとの事。
でもその情景を想像したら非常に和んだよパパン…

隣家のご夫婦も、ウチのジーちゃんバーちゃんも亡くなっているんだけど、
私もこんな風に愉快な記憶を人に遺したいと思ったよ。
まあ、人じゃなくて鳥の話だけどね。


78: 納言 2006/09/19(火) 21:35:12 ID:GzMnuN3G
>>74 うちに昔いた九官鳥を思い出したよ。
喫茶店から譲り受けたものだった。なので、
「ガチャ カランカラン」「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」
「おしぼりどうぞ」「ご注文お決まりですか」「コーヒー」
それを、ガチャガチャ鳴る食器やドアなどの効果音付きでやってた。

器用な奴だったが、ある日猫に…売られたケンカを買って
圧勝していた。九官鳥ツヨス。