1: 名無しの目撃女7 2014/05/13(火) 16:30:00
友達Aに昔あった話で、私もかなりきちゃった話。 
ちょっと後味が悪いかもしれない。

Aは当時骨関係に関わる難病がみつかり、外出も殆ど出来ず学校にもなんとかタクシーで来ている状態だった。
そのうち学校にも来られなくなり、ネットやゲームといったオタク趣味に走って行った。
私も一度見せて貰ったけど、そのネットの掲示板では、彼女は人気者になってみんなからチヤホヤされて、アイドルみたいな扱いだった。 
今思うと、現実は闘病生活が苦しくて、その世界だけになっていたのかもしれない。

そんな時、「とってもいい人がいるの」と、私に写真を見せて来たのは身なりのいい小デブ。
国防系の公務員で、特殊な仕事なので、20代にして幹部待遇だとか。 

私は怪しいと何度も忠告したが、まだ未成年でネットしか無い彼女には、大人で誰でも知ってる公務員の彼を信用していた。 どう見ても下心見え見えなのに、妹みたいに思ってくれていると聞かない。
まあ、彼は東京の人だし、Aは地方の学生だし、そう簡単に何か起こるわけないだろう。そう思ってた。 

そんな時、急にAと連絡が取れなくなった。


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学校に来られないまでも、授業の内容は知りたいという彼女の為に私はノートを取ったり、食べ物を時々作りに行っていた。 (隣県に住む親御さんは月一で見に来ていたが、彼女は学校と大学病院に通うため一人暮らしをしていた)
彼女は難病を抱えているし、捜索願いを出すべきか、でも、どうやったらいいのか分からないまま、時間は過ぎ、2週間後に「迎えに来て欲しい」と連絡があった。

伝えられた場所は東京で、まさか……と思って小遣い全部持って新幹線に乗った。
東京駅で見た彼女は、前から治療で痩せこけた体はますます細くなり、身なりもやつれていた。
「どういうこと?」 Aは、毎日の薬の他に、3日に一度は病院で注射を打たなければならない体。

小さな外出もタクシーを使わなければならない。 そんな彼女が、東京にいること自体おかしいし、それ以上に様子がおかしい。
「いや?Aちゃんが東京に来たいって言うから。でも、こっちに来てすぐに体調を崩しちゃってね」 隣には写真でも見た身なりのいい小デブ。

「わざわざ迎えに来てくれてありがとうね」と、封筒を渡された。
とにかく、Aが心配なので、新幹線に飛び乗って、もしもの時用にと私が預かっていた薬を飲ませて寝かせたが、 かなり熱も出ていて、時々吐いて。 地元の駅に着くまで持つかどうか気が気じゃなかった。


駅を降りてすぐに病院に行き、なんとかAの病状は収まった。
ほっとして、封筒を開けると、見たこともない大金が入っていた。

「あの人から貰ったんだけど……」と目が覚めた彼女に封筒を見せると、スーッと顔が青ざめ、迎えに来てくれた御礼に貰って。と、渡された。
彼女の剣幕と、実は私もAを迎えに行ってお金がなくなっていたので、その分は貰い、でも流石に、こんなにお金を貰うわけにはいかないと返した。 その瞬間、彼女は封筒を抱きしめて号泣した。

看護婦さんに病人を興奮させるなと、怒られた。 数時間で彼女は落ち着き、私はAを家まで送って行った。
いつもなら、それで終わりなはずだったんだけど、うちに寄ってときかない。 私も疲れていたけれど、少しくらいならと、付き合うことにした。


すみません、思っていたより長くなりました。

部屋に入るとかなり不思議な状態。
見たこともない服がちらばり、電話ははずれなぜか旅行用の鞄に着替えが詰め込まれていた。
「どういうこと?」と、聞くと彼女はポツポツ話し始めた。 私達の住んでいた地方は七夕祭りが全国的に有名で、その男は、連休を利用して友達みんなと遊びに来たらしい。

その中には彼女が仲良くしている人達が何人もいて、顔だけでも見せにおいでよ」という言葉に少しならと待ち合わせに行くと、男が一人。男は車で来たが、みんなは到着が遅れているという。

彼女はその言葉を信じて待つが、誰も来ない。そのうちに体調が悪くなるも、男は「もうすぐだから。入れ違いで会えなかったら後悔するよ、いいの」と。
彼女も限界になり、タクシーを呼ぶと男も乗り込んで来て、「Aちゃんが心配だから、送って行く」と。

彼女は断ったが、断り続けるだけの気力も元気もなくなり、言うがままに。
その後は、そのまま彼女の部屋に上がり込み、口にしたく無い展開になり、 「病気のAちゃんを俺が支えてあげるからね」と、恋人宣言。


泣き崩れる彼女に、男は薬を飲ませ、その後、疲れから眠って起きると、Aは東京にいたそうです。
次の日、熱を出すも病院にも連れて行かず、その部屋にあったコーラを飲みながら凌いだとか。
だんだん熱が高くなり40を越えたところで、本当に抵抗出来なくなり帰してという事も出来なくなり、 「熱のある人とすると気持ちいいんだね」と、嬉しそうにおぞましい発言をしたとか。

その後、もう死ぬかもしれないと、覚悟を決めていたら、偶然男の知り合いが来て、助けて!と、泣きつき。 男は知り合いとともに渋々東京駅まで彼女を送ったそうです。


全部聞いた後、正直どうしていいかわからなかったけれど、彼女を慰めて、ずっと泊まり混んでいました。
私の修羅場は、ここまでですが、その後ネットの掲示板に、男がAを誘拐した話が書き込まれ、男も総叩きでしたが、掲示板の人気ものだった彼女を誹謗中傷する声も上がり、かなり病んでしまいました。

男が嫌いな奴らに祭り挙げられ、訴訟を起こすことになるも、向こうはいい弁護士で、Aの方はパソコンが使える程度の地方弁護士で、さっぱり話にならず、結局Aの元には弁護士費用の負債が残り、学校も辞めてしまいました。

病院があったため、一人暮らしは続けていましたが、見ていて痛い程でした。
男にも、Aを利用して男に恥をかかせたいと彼女を利用する奴にも、何度も切れました。 「大人に騙されたとか、利用されたとか言うような年じゃないよ。元々は、男の言葉にのってしまったのは私だから」 と、病気で我慢強くなっていたせいか、彼女はとても懸命で、それでも毎日泣いて、私にも会うたび謝って来ました。

彼女を利用しようとする奴はそれすらビデオに収めて男を叩こうとしていました。 病気が落ち着いたころ、彼女は私にも言わずひっそりと実家に帰りました。
その後もやりとりは続きましたが、私もAを傷つけていたのかもしれない、どうして守れなかったのかとずっと悔やんでいました。

そんなAも、この間結婚しました。
闘病中に趣味でやっていた才能が認められ、今では知る人ぞ知る有名人です。
Aが「あの時はありがとう」と、言ってくれたことで、私はやっと救われた気分です。 内容が内容なだけに時期も含め、多少ごまかしていますので、変な所もあるかもしれません。 Aの分までの厄落としとして。

2: 名無しの管理人 2014/05/13(火) 16:30:00
報告者乙です。
けど、友人もももっと警戒するべきだったね…。 


引用元: 「鬼女はみた」な体験談募集中☆


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