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1: れんこんポリポリ  2014/03/20
別に修羅場もたいしたオチも無い&文章能力がないのですが…。私のほっこり?した体験です。

高校生の頃、その地域では大きく人の出入りが激しい駅で降りたとき。
人ごみが苦手なのである程度の人が駅のホームから居なくなってから出ようと思い。ぼーっとしていたら視界の端に何だかフラフラしている男性が…。 

心配になり「大丈夫ですか?」と声をかけるとその男性は白い杖を持っていた。 




男性「あ、僕少し目が悪くて…」
私「それなら、駅から出るまで案内しますよ!」
ということで駅から出るまで案内することにしたのだが、目的地を聞くと私が目指している場所の近辺だったのでそこまで案内することに。


男性「実は僕、目が全く見えないというわけではなく。本当にうっすらですが見えるんです。
だからこういう風に親切に声をかけてくださる方が居るんですが、うっすら見えるとわかると『見えるじゃないか!人の親切心を踏みにじりやがって!』と何度か怒られたことがあるんです。だから自分から助けを求めることが怖くて…あなたに声をかけて頂けて本当に良かったです。」

私「いや~困った時はお互い様ですし。こういう風に思っていただけるだけでこちらも嬉しい気分になれるので逆にありがたいですよ」というと男性は少し涙声で「ありがとうございます。」と言ってました。
世間はバリアフリーなものが多くなったもののまだまだ風当たりが強いんだなぁと実感しました。

それから、目的地に到着しお互いに別れの挨拶を交わしました。
何だか良いことしたなぁ~と数日間良い気分(ほっこりっていうのかな?)になれました。


あと、余談ではありますが
私は昔から声が高くてその当時働いてたバイト先のお客さんにも「アニメ声かよpgr」としてくる方が結構居たので自身の声があまり好きじゃなかったのですが
あの男性に「あなたの声はとても柔らかくて素敵な声ですね。声や喋り方からあなたの人柄の良さが伝わってきます。」と言われました。

この言葉をキッカケに自分の声に自信が持てるようになり、その後のバイトや就活や恋愛など色んな面で頑張れるようになり ある意味情けは人のためならずだなぁ~と実感しました。 

2: 名無しの管理人2014/3/20
まだまだ厳しい世の中だよねぇ…。
男性ガンバ!そして報告者おつかれ(*^_^*)!

つんつん

 

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